久田家久田流~両替町久田家~

これまでの行事

東日本大震災復興支援 第3回チャリティー茶会

東日本大震災復興支援チャリティー茶会は東日本大震災翌年の2012年、震災復興支援のために何か私たちに出来る事はないか、という思いで浜中宗洋先生が始められたお茶会で、経費を除いたお茶会の収益金を毎回NPO桜ライン311(注)に寄付しています。

猛暑を記録した6月1日、東日本大震災復興支援 第3回チャリティー茶会が国立女性教育会館茶室の響書院、和庵(埼玉県比企郡嵐山町)で開催されました。東松山はじめ、東京、横浜、相模原、狭山などご遠方から多くのお客様にお越し頂きました。

和庵では浜中宗洋先生が濃茶席を担当されました。掛物は大徳寺玄機書「一期一会」、そして先代14世久田宗栄手造の赤楽茶碗「あけぼの」や14世作茶杓「浜千鳥」、朝日焼茶入、朝鮮唐津水指等々。ご亭主お心入れのお道具で濃茶をおもてなしされました。

薄茶席は東松山グループの先生方が担当され、安南の水指、高麗青磁の茶碗、江戸中期の桑木地あやめ蒔絵棗、14世宗栄作茶杓「文覚」、煙草壺はカナダ製と国際色豊かなお道具組で、飯島宗里先生が席主を務められました。

響書院は立礼席で唐子クラブの皆様が担当されました。野点傘が設えられ、山法師、蛍袋、撫子、額紫陽花、下野草等、野の花に囲まれた野趣溢れるご趣向で、大徳寺泰道書の短冊「竹葉々起清風」、李空窯の四方志野茶碗、14世宗栄作茶杓「薫風」、青楓に若鮎蒔絵棗、葦の葉に蛍図蓋置等、ひととき外の暑さ(35℃)を忘れる、涼風漂うお席でした。席主は小川宗禮先生が務められました。

注)NPO桜ライン311は岩手県陸前高田市の津波到達点上に桜を植樹し、震災を後世に伝えるためのプロジェクトで、陸前高田市内170Kmに渡る津波の到達ラインに10mおきに桜を植樹し、ラインに沿った桜並木を作ることで後世の人々に津波の恐ろしさを伝え、津波の恐れがある時にはその桜並木よりも上に避難することを伝承していく活動をしています。